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「三方よし」にするために考えていること

はてな営業部ビジネスディレクターのid:tnishikawaです。

この記事は「はてなディレクターアドベントカレンダー」の24日目の記事として書かれました。前の記事は、id:kiyo-shitディレクターにとっての「カウボーイの鞍」でした。

三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)という近江商人の考えがある。それは、売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない。*1という考えだ。

僕は、はてなブログMediaというオウンドメディアCMSのセールス・ディレクションを担当している。*2これまでのアドベントカレンダーで書かれてきた、サービスのディレクターとは少し立ち位置が違うが、ビジネスディレクターとして案件を「三方よし」にするために考えていることを書いていきたい。

売り手よし

売り手とは自社のことだ。まず、大前提として自社に利益が出なければならない。そのためには、なるべく正確な工数の算出が必要だ。見積もりが甘く、想定していた工数と、実際にかかった工数に乖離がうまれることはよくあるが、これは避けなければならない。正確に見積もるためには、顧客の要望を正しく理解・ブレイクダウンし、必要な工程をすべて洗い出すようにする。

そして、誰が、何を、いつまでにやるかを決めて管理する。

また、自社の開発者のモチベーションも非常に大事だ。モチベーションが下がると生産性も下がる。モチベーションを下げるような案件はなるべく請けないようにする。

買い手よし

買い手とは顧客のことだ。顧客に選んで良かった!と思われる仕事がしたい。そのためには要望を引き出し、できるならば潜在的な要望も引き出し、それに応える。要望を引き出すためには、顧客との対話が重要だ。対話する際は、言葉だけではなく、チャートなどを使って視覚的に整理するのも良い。

ただ、すべての要望をかなえることができない場合もあるので、妥協点を探すことも重要だ。

今ない機能でも、多くの顧客から要望があれば、新しく開発することを検討しても良い。何を開発すべきかを精査し、顧客のためにより良いサービスになるように、サービスのディレクターと調整していくことも大事な仕事だ。

我々のサービスで、顧客のビジネスに貢献できればこんなに嬉しいことはない。

世間よし

顧客のビジネスに貢献できれば、それを通して、世の中に貢献できる。顧客の顧客まで見据えた仕事ができると良い。

はてなブログMediaは、とても良いサービスなので、多くの企業に使ってもらいたい。そして、良いメディア・コンテンツが増え、より良い社会になるように貢献していきたい。


先日、担当したとあるメディアが無事に公開された。お客さんはとても感謝してくれて、僕もすごく嬉しかった。そのメディアは丁寧に取材された記事でいっぱいの担当者の思いがつまったメディアだ。こんな仕事を、これからもたくさんしていきたい。

ビジネスディレクターの仕事は、顧客の思いを形にすることだと思っている。微力ながら、自分の仕事を通じて少しでも社会の役に立つことができれば、それはとても幸せだ。

はてなディレクターアドベントカレンダー、次回は id:nmyさんです。